audio











  音響機器の基礎知識




オーディオ製品には、いろいろな機器があります。
それらは正しく接続し、音量調整をする必要があります。
音に関する機器を理解し、音を楽しみましょう。




  <各機器>


・マイクロホン(有線)

音を電気信号に変える機器です。
出力される電気信号は弱いです。
スピーカーに近づけるとハウリング(キ〜〜〜ンという音)が起こります。
音量を下げるか、遠ざけるか、マイクの向きを工夫して防ぎましょう。


・ワイヤレスマイク(無線)

音を電気信号に変え、電波を発信します。
複数のワイヤレスマイクを使うときは、周波数(チャンネル)を変えます。
同じ周波数のワイヤレスマイクを使うとノイズを発生します。
高価なので大切に扱いましょう。


・ワイヤレスマイクチューナー

ワイヤレスマイクが発する電波をアンテナでキャッチし、
電気信号に変える機器です。
ワイヤレスマイクと同じ周波数(チャンネル)に設定します。
近所で同じ周波数のワイヤレスマイクが使用されていると混線します。
出力される電気信号は、ラインレベルです。




・CDプレーヤー

CDのデジタルデータを電気信号に変える機器です。
出力される電気信号は、ラインレベルです。


・カセットテープレコーダー

カセットテープの磁気データを電気信号に変える機器です。
録音ができます。
出力される電気信号は、ラインレベルです。


・レコードプレーヤー

レコードの溝と接触する針の上下左右の動きの変化を電気信号に変える機器です。
出力される電気信号は、ものすごく弱いです。




・ミキサー

マイク、CDプレーヤーなどから出力される電気信号を整えて、
アンプに電気信号を送る機器です。
音量調整には、入力調整、バランス調整、出力調整があります。

大ざっぱな調整方法は・・・
バランス調整の目盛りをすべて7にする。
出力調整の目盛りを7にする。
入力調整の目盛りを機器ごとに決定する。
・・・です。

入力調整は1〜10の目盛り方式以外に、レコード用、マイク用、
一般的なライン入力用、3つの切り替えスイッチ式もあります。

入力が大きく、出力が小さいと音が割れます。


・アンプ

ミキサーから送られてきた電気信号を強い電気信号に変えて、
スピーカーに送る機器です。
音量調整は、スピーカーの性能、スピーカーまでの配線の長さなど、
条件により異なります。
入力、出力の音量調整は、ミキサーと同様です。

普通のオーディオ製品では、ミキサーとアンプが一体型になっています。




・スピーカー

電気信号を音に変える機器です。
配線するときは、プラス、マイナスの向きに注意しましょう。
正しく配線されていると、ドンという音のとき、スピーカのコーン紙が外側に動きます。
誤って配線されていると、ドンという音のとき、スピーカのコーン紙が内側に動きます。
どちらも音になりますが、誤った状態は後ろ向きに音を出している状態なので、
聴いていると気持ちが悪くなります。
2台のスピーカーを設置するとき、片方は正しく、片方は誤って配線すると、
音の波が異常な重なりとなり、中央で聴くと音が消えます。
位相が合っていない状態によるものです。




   <音響機器の接続方法>


音響機器は図のようにつなぐのが一般的です。


  *マイクロホン3本、ワイヤレスマイク2本の場合







自分でオーディオ機器を購入するとき、
集会、宴会で音響担当になったとき、
バンド演奏、演劇をするとき、
・・・などにお役立てください。






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